AV新法をきっかけに個人撮影AVと呼ばれる仕事が話題になっています。
個人の副業としてだけでなく、AV制作会社の新たな事業、AV女優さんや風俗嬢さんの副業としても注目されているのです。
しかし、個人撮影AVにはさまざまなリスクがあります。法的リスクや出演する女性とのトラブルが起きやすいです。そのため、制作側は正しい知識を持って活動した方が良いでしょう。
この記事では「個人撮影AVの基礎知識、始め方や稼ぎ方から危険性」について解説していきます。
安藤大地
アダルトラボの責任者 / ad sns&media consulting代表。同人AV事業・ファンクラブ運営・Pornhubプロデュースを行ないつつ裏垢男子・女子のサポートも行っている。サポート実績→最高月収300万円越え / ファンクラブ初月売上30万円 / 同人AV1本目から黒字化など。最近は女性ファンクラブのプロデュースに尽力。顔出しする勇気はない。
個人撮影AVとは?
個人撮影AVについて解説していきます。
個人撮影AVとは、dmm(FANZA)やSODといったAV制作メーカーとAV女優によって作られる一般的なAVと違い、素人が撮影したAVのことです。
もう少し詳しく説明すると、私たちがよく目にする一般的なAVは「適正AV」と呼ばれるもので、AV審査団体による審査を通過した作品をいいます。
メーカーAVの審査とは?
- モザイクがかかっている作品かどうか
- 出演している女優がプロダクションから派遣されているか
- 出演女優さんのキャスティングからAVの販売まで健全に行われているか
対して個人撮影AVは、AV審査団体による審査を受けずに制作及び販売されている作品のことをいいます。
審査団体を通さないからといって違法であったり悪いことをしているわけではありません。
あくまでDMM(FANZA)のような大手のAV販売サイトで作品を販売したり、プロダクションからAV女優を派遣してもらうためには審査団体を通す必要があるのです。
個人撮影AVって違法なの?
- 違法にはならない
- 審査を受けないとAVを制作、販売できないような法律はない
どんな人がやっているの?
製作者は「個人の一般人」が副業としてやる場合もあれば、個人撮影AVの「制作会社として法人」が事業としてやっている場合もあります。
半グレ、ヤクザがやっているようなイメージを持つ方も多いですがそんなことはありません。
出演する女優さんは「元AV女優」「風俗嬢」「収入がほしい一般人」などさまざまです。
中には個人撮影AVの女優としてずっと仕事を続けているような人もいます。
個人撮影AVのやり方は?
個人撮影AVのやり方といってもとても簡単です。個人撮影AVで絶対に必要なものを解説します。
- 出演してくれる女性
- 出演する男性(自分でも良い)
- カメラ(iPhoneで良い)
- マイク(スマホについてるものでも良い)
- 編集するパソコン(高くなくて良い)
たったこれだけです。動画を撮影して、編集して公開するだけです。手持ちのスマートホンでも十分できます。
撮影した動画の編集も聞くと難しそうですが、無料のソフトでモザイクをつけるのと、カットするだけなので簡単です。
この中で1番苦労するのはやはり出演女性を確保することです。個人撮影AVに出てくれる女性を集める方法も解説していくのでチェックしてみてください。
副業でも個人撮影AVで稼げる?
副業で個人撮影AVを行い稼ぐことはできるのか。もちろん可能です。むしろ副業で行っている人が多いです。
会社が休みの日にAVの撮影を行い、スキマ時間で編集して販売する。一度販売してしまえば少なくても10万円は稼げます。
平均すると1つの作品を販売すると、30万円ほど稼げるので副業としても優秀です。
一度販売した動画は資産となり稼ぎ続けてくれるので不労所得にもなりえます。つまりお金だけでなく時間の自由も得ることができるんですね。
私の副業時代で月商100万円前後でした。脱サラしてからは月商200万円ぐらい。女性集めや編集に時間がかかるのでこれぐらいです。
とはいえ、女性とセックスして100万円稼げるって最高だと思います。副業に最適かもしれません。
個人撮影AVの稼ぎ方
個人撮影AVの稼ぎ方について解説します。
- 必要な機材を揃える
- サイトに登録する
- 出演女性を集める
- 撮影
- 編集
- 販売
上記6ステップです。順番に解説していきます。
最近では女性の制作者も増えてきていますが、まだまだ男性の方が多いです。そのため、ここからは男性が撮影者であると仮定して解説していきます。
個人撮影AVに必要な機材を用意する
個人撮影AVに必要な機材といえばカメラです。iphoneのカメラでも良いのですができればハンディカムと呼ばれるビデオカメラがあると便利。
どうしても初期投資にお金が使えない人以外は用意してください。個人撮影AVでよく使われるのはsonyハンディカムです。
Panasonic製のビデオカメラは安くて軽く画質も良いですが、手ブレ補正が弱いです。そのため、手で持ちながら撮影する個人撮影AVには向きません。
カメラを片手に持ったまま撮影するとどうしてもカメラが動いてしまい映像がぶれてしまいます。手ブレ補正がしっかりしていないカメラは個人撮影AVでは使い物になりません。
具体的には、手持ち用のカメラとしてsonyのFDR-AX45。
固定して設置するカメラとしてiphoneが使われることが多いです。
ちなみに、iphoneを固定用カメラとして使うために三脚が必要になります。
おすすめのカメラはこちらで詳しく解説しています。
ハメ撮りにおすすめのビデオカメラについて解説【同人AV用カメラ】
個人撮影AVに出演してくれるモデルを集める
個人撮影AVに出演してくれるモデルを見つけないといけません。個人撮影AVを作るにあたって出演者集めが一番苦労する点です。
当然ですが出演料として報酬を払う必要があります。出演料の相場は一回の撮影で5~15万円です。内容にもよりますので一概には言えません。
安い場合は2万円ぐらいで出演してくれる女性もいます。
女性を募集する方法ですが以下の3つです。
- 出会い系サイト
- 風俗
ベテラン製作者になるとTwitterから月に1~3人、出会い系サイトから月に1~3人、風俗嬢から月に1~2人ほど出演する女性モデルを見つけるそうです。
男優の場合はTwitterで募集をかけるとすぐに集まるそうです。男優に支払うギャラは「数千円〜1万円」のケースが多いそうです。
苦戦するであろう女優の集め方はこちらので詳しく解説していますので確認してみてください。
同人AVの女優を募集する方法7選〜ライバルと差をつける独自の求人方法
個人撮影AVを撮影する
個人撮影AVの撮影を行います。機材と女性の準備が整えば後は撮影です。撮影の流れを解説します。
撮影の流れ
- 出演者と待ち合わせ
- 撮影現場に移動する
※現場で待ち合わせするケースもあります - 書類のやり取り
- 撮影の流れの確認
- 撮影の準備
- シャワーなどを浴びて撮影衣装に着替える
- 撮影開始
- 報酬の支払い
待ち合わせは駅で待ち合わせて一緒にホテルに向かうことが多いですが、ホテルで集合する場合もあります。
ホテルについたら、書類のやり取りなどを行います。
次に撮影の準備です。女の子には、撮影時間は何時間ですと伝えていることが多いので、テキパキと準備を進める必要があります。
効率よく進めるために出演者には真っ先にシャワーに入ってもらい、その間に撮影の準備を終わらせましょう。
準備が整いしだい撮影開始です。
報酬の支払いは最後に行われたり、撮影前に行われるなどケースバイケース。
お金は揉める1番の原因になりますので事前に決めておくと良いでしょう。
撮影した個人撮影AVの編集
最後に個人撮影AVの編集を行います。主な編集はカットと、モザイク処理です。
youtuberのように色んなエフェクトをかける必要はありません。とはいえモザイク処理はしっかりしないといけないので大変です。
局部がモザイク無しで映ってしまうと違法になるので、入念にチェックします。モザイク処理にはしっかり時間をかけてください。
編集が終わればFC2コンテンツマーケットで販売です。販売するにはFC2の審査がありますので、実際に売れるまで時間がかかります。
その間に次の撮影をこなします。
個人撮影AVまとめ
個人撮影AVで稼ぐ方法について解説致しました。
さまざまなリスクやトラブルがある個人撮影AVですが、向いている人にとっては楽しい仕事でもあります。
始めるだけなら10万円以内でも可能なのも魅力の1つです。
しかし、事業として真面目に行うのであれば正しい知識やノウハウを学び、熱意を持って取り組まないといけないビジネスだと感じています。
特にAV新法が成立してからは慌ただしい業界となっていますが、興味がある方は始めてみてはいかがでしょうか。