同人AVやってみたいけど逮捕されないかな。
同人AVを販売するのって違法にならないのかな。
同人AVには興味があっても、上記のような疑問のせいで、始めることができないなんて人がいると思います。中には同人AV活動を始めたけど、急に逮捕されたりしないか心配になってきたなんて人も…
そこでこの記事では、同人AV活動を逮捕されずに行うために守るべき11個のルールを説明いたします。
逮捕されてしまうと社会的信頼を失うだけでなく、私たち人間にとって何より大切な「時間」を失ってしまいます。安全に同人AV活動を行いたい方はぜひ読んでみてください。
安藤大地
アダルトラボの責任者 / ad sns&media consulting代表。同人AV事業・ファンクラブ運営・Pornhubプロデュースを行ないつつ裏垢男子・女子のサポートも行っている。サポート実績→最高月収300万円越え / ファンクラブ初月売上30万円 / 同人AV1本目から黒字化など。最近は女性ファンクラブのプロデュースに尽力。顔出しする勇気はない。
同人AVって違法じゃないの?
同人AVってそもそも法律的に問題ないのでしょうか。
正直なところグレーな部分もあると思います。ですが完全に違法なわけではありません。
守るべきことをきちんと守っていれば、安全に行える事業です。
同人AVが違法だと考えられる理由ですが、
- 一般人がAVを撮影して販売しても良いのか
- AV作品を作るためとはいえ、モデルにお金を払って性行為をするのはOKなのか
- 同人AV制作のためにモデルを募集するのは違法にならないか
この辺りだと思います。
結論としては、これらは問題ないと考えています。
まず、AVの撮影および販売は、モザイクをかけるなどの適切な処理を行なっており、警察にAVのような事業を行いますという届出を出していれば問題ありません。
余談
ちなみに警察への届け出とは「映像送信型性風俗特殊営業」という届け出を行います。この届け出について、例えばFC2コンテンツマーケットなどの自分ではない他人が運営しているサイトで販売をする場合は、届け出は要らないという説があります。
警察への届け出をするのはプラットフォーム側といって、販売している人ではなく、販売されているサイトの運営者がすべきだからという解釈をする場合があります。
これについては、弁護士の中でも意見が分かれますので、どっちが正しいとは言えないのかなと思います。届け出を出しておいた方が安全だよねとは言えるでしょう。
モデルにお金を払って性行為をすると「売春」になるのではないかと考える人もいると思います。これについては問題ありません。
そもそもモデルさんからはAVの撮影をするという同意を得ていますし、お金の対価が性行為ではないためです。セックスすることに対してお金が支払われているわけではないからとも言えます。
説明が下手でわかりにくいのですが、弁護士の意見としても問題ないとのことでした。
一般人が同人AVを制作するために、一般人である女性を募集することは違法にはならないのでしょうか?
こちらも基本的には問題ないです。
しかし、注意することがありまして、こちらから声をかける(路上でスカウト行為をするなど)と逮捕される可能性が出てきます。
これは同人AVのモデルに限らず、風俗のスカウトも同じように逮捕されておりますので、声掛けはアウトだと覚えておきましょう。
同人AVで逮捕された事例からリスクについて考える
同人AVで逮捕された事例から、捕まる理由を考察していきたいと思います。
ケース1:女性を騙してAV撮影をし、その動画を販売した事例
出会い系サイトで知り合った女性に、売り上げの半分を渡すと約束して、AV撮影を行い販売した男性が逮捕された事例があります。
これは、女性側からお金を受け取る約束をしていたのに、お金を受け取っていないと通報があったためです。
これがどういった罪になったのかは忘れましたが、同人AVで逮捕されるきっかけで多いのが「女性からの通報」です。
報酬の未払いはもちろんですが、「顔にモザイクをかけるはずだったのにかかっていない」「勝手に無修正動画を販売されている」などで通報に至る場合もあります。
撮影する際は、必ず女性に納得してもらい、また書面に残すなどの対策が必須です。
ケース2:出演する男性からお金をもらった事例
同人AVの撮影者の中には女性モデルだけでなく、男優も募集して撮影する人がいます。
女優にはお金を払いますが、男優からは逆にお金を受け取っている場合があります。
想像できないかもしれませんが、例えば乱行の撮影をする際に、男優として参加してみたいという人は多いのです。そのため、じゃあお金払ってねとか。
固定の女性モデルがいる場合で、AVの撮影だけどこの女の子とエッチしたい人募集。みたいな感じで集めた男性からお金をとっていたケースですね。
ちなみに、今のFC2コンテンツマーケットの販売者ランキング上位50位以内の撮影者にも、参加する男優からお金をもらっている人はいます。
これは管理売春にだったと思うのですが、罪になり逮捕されます。
このように、逮捕された人は、同人AVを作ったからではなく、他の事情があって逮捕されているのです。
余談
売春と管理売春の違いを知っていますか?
売春は、性行為を売る行為です。
管理売春は、性行為を売らせる行為です。
どちらも違法なのですが、売春は罰則がありません。
なぜかというと、売春に罰則をつけてしまうと世の中がメチャクチャになるからです。
例えば、付き合っていた女性と性行為をした後に、タクシー代を出したとします。
そして、その後に女性と喧嘩をした場合を考えてみてください。タクシー代ではありますが、このお金を性行為の対価としてもらった警察に相談した場合、次々と簡単に逮捕される可能性があるためです。
そのため、売春(売買春)は違法だけど罰則はないんです。
同人AVでトラブルにならないために徹底すべき11のルール
ここまで同人AVが法律的に問題ないのか、逮捕された人たちはなぜ捕まったのかを解説してきました。
同人AVという活動は素人女性を相手にしているので、やはりトラブルはつきものです。
特に、撮影前にモデルさんへの説明を適当にする人や、モデルとのルールを守らない人はトラブルになっている印象です。
そのためにも、真面目にやる同人AV撮影者は、法律とルールとマナーを守らなければならないでしょう。
一見めんどくさそうに見える作業が、安全に活動を続けるために欠かせないことだったりするのです。
最後に同人AVを行う上で徹底すべきことを紹介します。これから始める方はぜひ参考にしてみてください。
- 金銭トラブル回避のため、いきなり売上バックの話はしない
- 売上バックをする場合は、「売上の画面を見せた上でバックする」などのルールを決めておく
- 初心者撮影者が売上バックする場合は、「全然売れないかもしれない」「どれぐらい売れるかはわからないけど良いか」など確認して、モデルに光学バックを期待させてしまうような言動はしない
- 応募の時点で、撮影内容や拘束時間などの詳細をきっちり提示しておく
- 撮影当日に、追加のお願いなどはしない
- 撮影内容や報酬など決めたことは必ず文面にしておく(書類でもチャットでもOK)
- 必ず撮影の同意書、承諾書を記入してもらう
- 報酬を渡したら領収書を書いてもらう(書類は自分で用意)
- 撮影した作品をモデル側から削除したい場合について説明しておく
- AVはダウンロードできる形で販売されることを説明しておく
- 会員制サイトなので、あまり出回りはしないなどと、偽りの安心感を与えない
以上です。
同人AV関連のトラブルが増えてしまうと、出演しようと考えるモデルさんが減ったり、同人AVという事業そのものに規制などの法律ができたりするかもしれません。
トラブルは事前に防ぎ、撮影者も、モデルも安心して取り組めるようにすることで、今後もずっと同人AVというビジネスを続けることができると思います。
当ブログを読んでくださっている撮影者さんは、是非ともトラブル防止のために、面倒だとしても上記のルールを守っていただければと思います。